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【総武線編】東京で一人暮らし。おすすめの沿線は?
初めてのひとり暮らしを東京近郊で始めたい。そんなとき、どの路線がひとり暮らしにおすすめかわからない人がほとんどなはず。路線の特徴がつかめると街選びがしやすいですよね。家賃や交通アクセスの面だけで街を選んでみたら、「実は治安が悪かった」とか「どこに行くにも不便な街だった」なんてことも。一人暮らしの街選びを失敗しないために、東京都内を走る路線を調査する本企画。今回は東京と千葉を結ぶJR総武線を研究していきます。
総武線の中でも雰囲気は大違い?3路線をそれぞれご紹介
総武線といっても3種類に分かれているのをご存知ですか?総武本線、総武快速、総武各停(中央・総武緩行線)の三種類です。東京都内に通勤するならどの路線も検討エリアになりそうですが、通勤先に合わせて路線を選びましょう。今回は中央・総武緩行線を除いた各路線の違いや特徴を説明していきます。
総武本線
東京駅~千葉県銚子市の銚子駅をつなぐ路線。東京都内に通勤するなら、津田沼・船橋・錦糸町あたりが一人暮らし検討エリアでしょうか。津田沼駅は東京駅まで29分、船橋駅からは26分。どちらも駅ビルが頼もしく、エクセルシオールカフェや飲食店・デリがあり一人暮らししやすい環境が整ってきています。錦糸町駅は総武線以外に、東京メトロの半蔵門線やJR総武線快速・各停が乗り入れているので、東京駅以外でも渋谷駅・新宿駅にも交通アクセスがよいです。ただし、治安面ではいくつか心配な面も。駅前は新しいショッピングビルができ、開発が進んでいますが、歓楽街として栄えてきた一面もあります。女性のひとり暮らしならセキュリティに配慮した物件選びが必要になってきそうな街です。
総武線快速
千葉駅~東京駅を繋ぐ路線。稲毛・津田沼・船橋・市川・新小岩・錦糸町・馬喰町・新日本橋・東京という停車駅。稲毛駅から東京駅は38分と、通勤にはちょっと遠いかもしれません。市川駅から東京駅は18分と、通勤圏内。その利便性の高さから駅ビルにPLAZAやユニクロも出店していて今後の発展に期待できそうな街です。
新小岩駅といえば、人身事故の多い駅の印象も強かったですが、遂にホームドアが設置されました。街の雰囲気としては商店街に活気があり、少し歩くと閑静な住宅街になります。下町の雰囲気が好きな方におすすめの街といえそうです。馬喰町駅までくると東京駅まで5分!ただし、中央区になるので家賃相場は高くなります。その代わり、都営新宿線馬喰横山駅から新宿駅までは11分ほど。渋谷駅までも30分圏内で、都内の主要駅までなら交通アクセスは申し分なさそうです。秋葉原や浅草橋も近いので休日の街歩きが楽しい街ですが、スーパーは小型店になり、自炊派の方の一人暮らしには物足りないかもしれません。
総武線各停
東京駅ではなく、御茶ノ水駅~稲毛駅を結ぶ路線です。実は一人暮らしにおすすめの街はこの沿線にたくさん眠っています。
小岩は秋葉原まで15分、新宿までも中央線快速に乗り換えれば約30分とアクセス良好です。駅前から羽田・成田空港への高速バスが運行しているのもメリットです。さらに100軒を超えるテナントが入った駅ビルや、商店街、イトーヨーカドーなど買い物環境も充実していて一人暮らしにおすすめの街でしょう。小岩に完成予定の新築物件はこちら
津田沼は快速線で説明したとおり駅ビルも充実していて、他の2路線に乗換えができるので東京駅までも通勤圏内。西船橋駅は京葉線・東西線、少し歩くと京成線も使えるので交通アクセスの自由度が高く、駅ビルにもカルディやスターバックスコーヒーなど人気のお店も集まっている男女問わず一人暮らしにおすすめの駅です。
続いて、市川市の中心地である本八幡駅。市役所の最寄駅でもあるので公的な手続き関係もしやすく、銀行もATMのみならず支店が集まり便利。駅前に家電量販店や、最近では個人経営のカフェ、おしゃれな雑貨、アイシングクッキーが人気のケーキ屋さんなど、おもしろいお店が増えています。ニッケコルトンプラザにはニトリや無印良品も揃い、本八幡駅で日用品からファッション、雑貨まであらゆる買い物が済ますことができそう。初めてのひとり暮らしでも不便なく暮らせる、おすすめの街です。総武線各停の沿線は御茶ノ水駅で快速に乗換えたり、それぞれの駅に乗りいれている別路線をうまく活用すると家賃の高い街に暮らさずとも交通利便の高い街で一人暮らしができそうです。
千葉方面はこれからも発展していく街
本八幡で購入したアイシングクッキーとパン。
こうして調べていくと使える路線は同じでも街ごとに特色が見られました。特に千葉方面は駅ごとに発展の度合いがまったく違っていました。駅ビルがある街は、新しいお店も増えていて、一人暮らしがしやすそう。他の駅は車で買い物する人が多いのか、駅前にも買い物スポットがなく、一人暮らしには向いてないところも。先日取材した、本八幡駅はコルトンプラザだけでなく、新しい個人店がどんどん増えていて、若い人が一人暮らしを始めても馴染みやすい環境だと感じました。
ここまで総武線をまとめてきましたが、いかがでしたか?中央・総武緩行線を含めれば、かなりたくさん駅があるので、転職や就職で再度引っ越す可能性も抑えられそうですね。
各駅の詳しい情報は今後も取材を続けてMy Style WEBで更新していく予定です。ちなみに東京駅・新宿駅から千葉方面への通勤特急「ホームライナー千葉」は平日下りのみ運行する特急でしたが、2019年3月に廃止されるようです。その代わり快速列車が増発する見込みですので、特急券を買わなくともちょっと早く家に帰れるメリットが生まれそうです。
さらに深夜は東京駅から千葉方面に深夜バスもありますので、住む場所によっては終電後でも帰宅できそうですね。まずは、この記事からJR総武線のなかでも3種類に分かれていることや、東京駅に通勤する方にとって総武線沿線なら千葉方面も通勤圏内になっていくことを理解して部屋探しをしてみてください。
総武線で一人暮らしの部屋ならこちら
ちなみに本八幡駅周辺で一人暮らしをするなら、「ICHIKAWA MAP」を参考にしてみてください。美味しいお店やおしゃれなお店を地図つきで紹介しています。
※最終更新日:2019/01/08
My Style 編集部
お気に入りの街で、お気に入りの部屋で、自分らしく一人暮らしがしたい。
そんな気持ちに寄り添い、「都内で一人暮らしにおすすめの街」や「都内で一人暮らしにおすすめの沿線」を記事でご紹介します。収納やインテリアなど一人暮らしに役立つ情報もお届けしていきます。