Magazine
マガジン
【初台編】東京で一人暮らし。おすすめの街はどこ?
東京で一人暮らしをするきっかけはさまざまですが、就職や進学を機に上京して一人暮らしを始める人もいることでしょう。東京にはどんな街があって、どの街を選んだらいいのか悩んでしまうこともあるかもしれません。そんなときに交通アクセスや買い物スポット、周辺環境といった、“住みやすい街”探しのポイントを現地調査する本企画。今回は渋谷区の初台駅周辺を見ていきましょう。
住所が渋谷区! 新宿まで歩いて行ける初台
初台は交通アクセスのよさはもちろんのこと、飲食店も多く、さまざまな面で利便性が高い街。なかでも注目してほしいのが、「住所」と「立地」です。東京で一人暮らしというと、中目黒や恵比寿といった便利でおしゃれなイメージの街が「住んでみたい街」として人気。実は初台の住所は、そんな人気エリアのひとつである「渋谷区」なのです。さらに初台がある渋谷区北西部は、巨大ターミナル駅・新宿がすぐそば。特に東京都庁・新宿西口へは徒歩や自転車でも行けるのが大きな魅力です。住所が渋谷区で新宿まで歩いて行ける、ハイブリットな街。それが初台です。これだけでも一人暮らしする街としてのポイントが高いといえるのではないでしょうか。
新宿駅が近く電車アクセス抜群! バスを使えば原宿方面も快適
アクセスがよいのは東京都庁や新宿西口までだけではありません。まずは、主要な駅への所要時間をまとめてみましょう。
【初台駅で利用できる路線】
京王新線(※都営地下鉄新宿線と直通運転あり)
【主な乗車時間】
東京駅:約16分
新宿駅:約2分
渋谷駅:約11分
池袋駅:約7分
新宿駅から乗り換えることで、池袋や渋谷、東京駅までも20分圏内と電車移動はかなり便利です。また初台で一人暮らしするときは、初台駅に停車するのが京王新線ということを覚えておきたいところ。新宿駅では、京王線と京王新線のホームは別となっていて、うっかり京王線に乗車すると初台には停車しません。それさえ間違えなければ、都営新宿線と相互運転をしていますので、新宿三丁目や古本の街で知られる神保町といった駅まで直通で行くことができ、そこから乗り換え一回で千代田線や丸ノ内線、副都心線といった東京メトロへの乗り換えも便利です。初台は電車だけでなくバスを活用するとさらに便利。甲州街道沿いのバス停からは、渋谷駅、新宿駅、中野駅行きのバスが走っているほか、渋谷区を周回するコミュニティバス「ハチ公バス」に乗車できます。
ハチ公バスを使えば原宿方面へ行くことができ、とても便利。とにかく交通アクセスに関して、初台はかなり行き届いた快適な街と言えるでしょう。
都会に住んでいながら下町情緒も満載な初台
交通アクセスと合わせて、一人暮らしに欠かせないのが買い物スポットです。新宿駅から近く、東京都庁や大手企業の本社ビル、東京オペラシティなどが建ち並ぶエリアだけに、普段の買い物ができるようなスーパーなどあるか不安に感じるかもしれませんが、実際に初台駅周辺を歩いてみると、商店街もあってショッピングには困らない印象を受けました。
駅を出てすぐにある商店街「初台商盛会」
初台商盛会では毎年9月に「初台阿波踊り」を開催しています。初台駅南口から400mほど続く商店街で、昔ながらの店のほか、コンビニやドラッグストア、チェーン店の飲食店もそろっています。なかには「初台スーパー百貨店」という、一風変わったショップも。店内に入ると時代がタイムスリップしたかのような趣のある空間が広がっています。
「不動通り商店街」は下町情緒あふれる街並み
初台駅の北側には、かなりの長さがある商店街「不動通り商店街」があります。新宿から近い場所にあるにも関わらず、昔ながらのスーパーや八百屋に肉屋、魚屋、惣菜屋など、とにかく懐かしい、下町感あふれる雰囲気となっています。
緑あふれる遊歩道が駅そばに
初台駅周辺には、玉川上水跡を利用した遊歩道が広がっています。道は新宿駅近くまで続いていますので、天気のいい日などに散歩がてら歩いてみるのもいいかもしれません。カフェなどちょっとした飲食店があるのもうれしいところです。初台は都庁や新宿駅から近い街ですが、商店街をはじめ毎日の暮らしに必要な、スーパーや飲食店などはしっかりとそこにあります。都会的で風情も感じられる街で便利に暮らしたいなら、初台を是非チェックしてみてください。
My Style 編集部
お気に入りの街で、お気に入りの部屋で、自分らしく一人暮らしがしたい。
そんな気持ちに寄り添い、「都内で一人暮らしにおすすめの街」や「都内で一人暮らしにおすすめの沿線」を記事でご紹介します。収納やインテリアなど一人暮らしに役立つ情報もお届けしていきます。