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2019.08.05 おすすめの沿線 一人暮らし 田園都市線

【田園都市線編】東京で一人暮らし。おすすめの沿線は?

転職や就職、進学など一人暮らしを始める理由はさまざま。せっかく一人暮らしするなら住み心地のいい街で始めたいですよね。ですが、人気の街は家賃も高く、物件の選択肢が狭まることも。そんなときは沿線単位で部屋探しをしてみてはいかがでしょうか?人気の街から何駅かで、便利で住みやすいのにちょっとお得な家賃の部屋に巡り合えるかも知れません。そこで、東京都内の一人暮らしにおすすめの沿線を研究する本企画。今回は田園都市線を調べてみました!

主要な駅と相互乗り入れ路線は?

※画像はイメージです

東急田園都市線は東京都渋谷区の渋谷駅から神奈川県大和市の中央林間を結ぶ路線。その間には世田谷区や川崎市、横浜市を通過します。主要な駅は再開発が進む渋谷駅、住みたい街として人気の三軒茶屋駅、高級住宅地のイメージがある二子玉川駅までが都内。そこから、たまプラーザ駅や青葉台駅、長津田駅、中央林間駅と続きます。

相互乗り入れ路線は東京メトロ半蔵門線で、渋谷駅から先、墨田区の押上駅(スカイツリー前)まで繋がります。さらに押上駅からは東武線に乗り入れ、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)久喜駅や日光線南栗橋駅まで直通運転をしています。 渋谷駅が勤務地の方には乗換えなしで通勤でき、おすすめの沿線です。さらに、半蔵門線内の表参道駅、永田町駅や大手町駅に神保町駅へ通勤する方も、田園都市線沿線で一人暮らしすれば乗換えなし通勤ストレスも軽減されそうです。

休日のお出かけも豊かに

東急世田谷線の三軒茶屋駅

田園都市線と接続する路線から休日のお出かけスポットを見ていきましょう。まず、三軒茶屋駅で接続する東急世田谷線は都内で数少ない路面電車です。三軒茶屋駅から下高井戸駅を結び、松陰神社前駅や世田谷駅などおしゃれなカフェやパン屋が多くある路線でお散歩にぴったりです。

続いて、東急大井町線は二子玉川駅から接続し、自由が丘駅乗換えで東横線にも接続できます。二子玉川駅は蔦谷家電や高島屋S.Cなど買い物スポットで、自由が丘駅はスイーツの街として人気です。ほかにも大井町線沿線には、住宅街に美味しい名店が点在していて食にこだわる方に出かけてほしい沿線です。

世田谷エリアは緑が豊富でアクセスが良いため、古くから文豪や文化人、富裕層に人気の街でした。静嘉堂文庫美術館は今でもその印象を守り続けています。三菱二代目社長の岩﨑彌之助氏と、岩﨑小彌太氏の親子二代によって設立された静嘉堂文庫美術館。曜変天目など国宝7点、重要文化財84点を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6,500点の東洋古美術品を収蔵しています。小彌太氏逝去の後、その遺志によって1977年から一般公開がはじまりました。

静嘉堂文庫自体の建物や、見事な庭園は都心にいることを忘れるほど素敵です。そして、庭園内にある廟(納骨堂)は、鹿鳴館の設計で知られる建築家、ジョサイア・コンドルの設計という豪華さ。夏には庭園がビアガーデンになり、二子玉川の地ビールが楽しめるそう。

ほかにも歴史深く、魅力的な施設が田園都市線にはあります。桜新町駅にはサザエさんの「長谷川町子美術館」があり、二子玉川駅には五島美術館という私設の美術館も。用賀駅には世田谷美術館も。駒澤大学駅には禅文化歴史博物館という禅(仏教・宗教)の文化、歴史を中心に紹介する博物館もありユニークです。このように田園都市線には沿線美術館や博物館が多く、アートやカルチャーに興味のある方にもおすすめの路線でしょう。

田園都市線でどの街がおすすめ?

三軒茶屋のキャロットタワー展望台からの景色

ここまで田園都市線全体の交通アクセスの状況や、お出かけスポットをお伝えしてきました。ここからは主要駅の住み心地を調べます。東京で一人暮らしがテーマなので都内中心に紹介します。

渋谷…ニトリ、フランフラン、家電量販店、東急ハンズ、ロフト、無印良品など引越しに関係なくとも暮らしにまつわるものが大体揃う街。再開発に伴い、渋谷ストリームなど新しいスポットも増えている。

三軒茶屋…渋谷までバス通勤でき満員電車を回避できる可能性も。世田谷ものづくり大学で開催される「世田谷パン祭り」は世田谷区内の有名パン屋が出展する人気イベント。駅徒歩10圏内でも静かな住宅街もあり、住環境は良好。

駒沢大学…名前の通り駒沢大学がある駅。学生の街らしく駅前はチェーン店があ多く、少し歩くとユニクロもあり、便利そう。駒沢オリンピック公園はテニスコートもある広大な公園で、休日のリフレッシュに活躍しそう。

用賀…駅直結の世田谷ビジネススクエアにはスーパー、銀行、飲食店など暮らしに関わるお店が満載。駅北側には商店街があり、100円ショップも。スーパーも点在し、家電量販店も徒歩圏内。隣駅の二子玉川も利用すれば買い物に困らない。

二子玉川…楽天の本社がある街。駅直結の二子玉川ライズや高島屋S.C、蔦谷家電など多くの買い物スポットがある。静嘉堂文庫美術館や、五島美術館などアートも身近な環境。多摩川の河川敷は花火にBBQ、日常のジョギングスポットとしても人気。

溝の口…南武線・武蔵溝ノ口駅もあり、駅前にはマルイやノクティという駅ビルが利便性を高める。スーパーや薬局も駅前にあり、商店街もあるので仕事帰りの買い物に便利。ファミリー層からの人気も高い。渋谷まで急行13分だが、通勤ラッシュはかなりの混雑なので各停20分も検討した方がいいかも。

鷺沼…駅前はフレルさぎ沼には書店や100円ショップも入っていて買い物環境は十分。ただ、駅前以外は落ち着いた住宅街になっており、スーパーも少なくなる。急行停車駅なので交通アクセスはよさそう。

たまプラーザ…東急グループが開発した田園都市。たまプラーザテラスには東急百貨店など買い物スポットも十分。成田・羽田空港、東京ディズニーランド、御殿場プレミアムアウトレットなどさまざまな行き先の高速バスが運行。渋谷までは急行で22分 。

田園都市線の人気の秘密とは?

今回は田園都市線を一人暮らしの住み心地という観点で調べてきましたがいかがでしたか?東京で一人暮らししていると、交通アクセスや利便性の高さだけで部屋を選ぶ方も多いでしょう。その結果、駅前には小型のスーパーと薬局だけで新しい店が少なく、街に愛着が持てないなんてことも。せっかく一人暮らしするなら永く暮らせる面白い街に住みたい!という方には田園都市線がおすすめです。

編集者 イメージ

My Style 編集部

お気に入りの街で、お気に入りの部屋で、自分らしく一人暮らしがしたい。
そんな気持ちに寄り添い、「都内で一人暮らしにおすすめの街」や「都内で一人暮らしにおすすめの沿線」を記事でご紹介します。収納やインテリアなど一人暮らしに役立つ情報もお届けしていきます。

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