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2019.06.15 おすすめの街 一人暮らし 三宿 三軒茶屋 田園都市線

【三軒茶屋編】東京で一人暮らし。おすすめの街はどこ?

東京都世田谷区といえば、演劇・音楽の街として特徴的な下北沢や、風情ある大衆酒場がある千歳烏山、招き猫伝説で有名な豪徳寺など、都内で一人暮らしに人気の街がたくさんあります。その中でも「住みやすさ」の観点で人気が高く、一度住むと長年にわたり暮らす人が多い街が三軒茶屋。どうしてこんなに人気なのでしょうか?私が実際に三軒茶屋の街を歩き、「アクセスの良さ」「買い物環境」「治安」などを調査しました。三軒茶屋が本当に一人暮らしにおすすめの街なのか記事にしてお伝えします。転勤や進学、就職や転職などをきっかけに都内で一人暮らしする方々の参考になれば幸いです。では、スタート!

渋谷は庭!電車で急行1駅の利便性。

三軒茶屋に乗り入れしている路線は東急田園都市線と東急世田谷線。東急世田谷線は三軒茶屋と下高井戸をつなぐ路面電車で、世田谷の住宅街をすり抜けながらボロ市が開催される世田谷駅や、おしゃれな雑貨店やカフェが多くある松陰神社前駅に停車します。休日のお出かけが楽しくなる路線です。

通勤や通学によく使われそうな路線が東急田園都市線。東急田園都市線はベッドタウン・中央林間と渋谷を結ぶ路線で、東京メトロ半蔵門線と直通運転しています。渋谷、表参道、永田町、大手町など半蔵門線内に通勤の人に人気の路線です。さらに、田園都市線の停車駅には買い物環境が充実した二子玉川(高島屋に蔦谷家電など憧れの店が多い)や、「サザエさん」の街として有名な桜新町などがあり、通勤利便性と停車駅の面白さを両立する路線です。

そんな2つの電車に加え、三軒茶屋に住むならバス通勤も検討してみてください。田園都市線の通勤ラッシュは超満員電車。特に急行で渋谷まで一駅の三軒茶屋からの乗車はかなり混雑しています。そんな高いストレスを受けながら通勤するなら、多少時間がかかってもバスで通勤するのが個人的にはおすすめです。三軒茶屋は国道246号線に面しているので、自転車通勤を選ぶ人もいるようです。ただし、交通量が多いため安全対策に注意が必要です。

キャロットタワーが快適性を高めている

三軒茶屋にはルミネやパルコはありません。名の知れた駅ビルもなく、駅直結の大きな建物といえば「キャロットタワー」だけ。でも、このキャロットタワーが一人暮らしの快適性をとっても高めてくれているのです。
・キャロットタワー内の施設
・世田谷パブリックシアター
・シアタートラム
・TSUTAYA
・キャロットストリートサンチャ
・行政窓口
・エフエム世田谷のスタジオ

芸術やアートに関心がなくても、一度はシアタートラムで演劇鑑賞してみるのもいいでしょう。新しい趣味の扉が開くかもしれません。ツタヤはレンタル・新品販売のどちらも行っていて品揃えが豊富。キャロットストリートサンチャには東急ストアというスーパーをはじめ、カルディや3COINS、青山フラワーマーケット、イッツデモ、ブルーエブルーエなどターミナル駅並みの買い物環境が整っています。住民票の写しが取得できる行政窓口があることも見逃せません。駅直結でこんなに暮らしに寄り添う施設があることも一人暮らしに人気の理由の1つかもしれません。

24時間営業のスーパーもある

街のなかにも生活必需品から暮らしを豊かにするショップまでたくさんあります。たとえば、SEIYU。「誰かとご飯なら外食派だけど、一人で食べるなら自炊したい」。そんな堅実な人におすすめの、食料品が安価なスーパーです。生鮮食品だけでなく、家電や文具・雑貨フロアもあるので一人暮らし始めたての買い物に便利。食料品フロアは24時間営業なのもうれしいポイント。ほかにも、激安の殿堂 ドンキホーテのスーパー、ピカソも24時間営業。三軒茶屋は24時間営業のスーパーもあるため、帰宅時間が遅くなりがちな人の一人暮らしにもおすすめの街でしょう。加えて無印良品もあります。食品から雑貨、衣料品まで豊富な品揃えです。ほかにも路地や住宅街の一角にもおしゃれな雑貨屋さんが点在しており、渋谷まで行かずともあらゆる買い物が可能です。ただし、無印良品やSEIYUに家電売り場はあるようですが、家電量販店はありません。

「趣味:カフェ巡り」の人必見の街

三軒茶屋にはおしゃれなカフェ・喫茶店がたくさんあります。最近では築50年以上の診療所をリノベーションして開店した、ブルーボトルコーヒーが話題となりました。流行のタピオカミルクティーも有名なジアレイだけでなく、タピオカ量がすごいと人気の三茶ヤという新店も。

それから世田谷はパン屋が多いことでも有名。世田谷区のフリーペーパー「世田谷ぷらっと」によると、世田谷区内のパン製造業者は256件(平成14年度時点)!秋には「世田谷パン祭り」も開催。パン屋巡りをしてお気に入りの一軒を探したり、手土産に美味しいパンを持っていくのも「素敵な暮らし」といった感じですよね。

ほかにも三軒茶屋にはたくさんの飲食店があります。チェーン店系のお店も多いですが有名なのはノスタルジックな町並みの三角地帯。キャロットタワーから目と鼻の先なのに、新宿ゴールデン街のような飲み屋街になっています。もちろん三軒茶屋のメインロードである茶沢通りや、すずらん通りにも居酒屋、バルなど飲食店が並び、三軒茶屋栄通り商店街にもフレンチ、和食、アジア料理まで幅広い飲食店があるのです。

このように三軒茶屋は話題の店やおしゃれなお店が揃っています。ということは、誰かと遊ぶなら三軒茶屋に呼べばいいのではないでしょうか。交通アクセスもよく、面白そうなお店がたくさんある街って都内でもそう多くないでしょうし、友達がそんな街に住んでいたら是非招待して欲しいと個人的には思います。一人で行きにくいお店も友達となら入りやすいですしね。三軒茶屋で一人暮らしを始めたら是非お友達を招待してみてください。

なんど週末を迎えても退屈しない街

都内で一人暮らしするなら居心地のよい街がいいですよね。それから簡単に飽きないような街がいいなと思う人も多いのではないでしょうか?その点でも三軒茶屋はおすすめ。

まず、行き交う人がさまざまで人間観察が楽しい街です。芸能人風の人からミュージシャン系の人、モデルみたいな人も居ればおじいちゃんやおばあちゃんがタピオカミルクティーを飲んでる街。

それから友達や親御さんが三軒茶屋に遊びに来たら、是非行ってほしいのがキャロットタワーの展望台です。100メートルを超える高さからは三軒茶屋の景色だけでなく東京タワーやスカイツリーも見ることができ、「東京に住んでる…」としみじみと実感できるでしょう。しかもスカイキャロット展望ロビーは夜11時までなので、仕事でへこたれた時に帰りに寄って夜景なんか楽しんでみたらイライラをリセットできるかもしれません。展望台にはホテルオークラのレストランがあり、ランチなら1500円程から本格的な味が楽しめるので親御さんを連れて行くお店としてもおすすめです。

加えて、IID世田谷ものづくり学校も見逃せない三軒茶屋のおすすめスポットです。廃校となった旧池尻中学校舎を再生した複合施設。毎年開催される世田谷パン祭りでご存知の人も居るかもしれませんね。それぞれの教室はクリエイターやデザイナーのオフィスになっているほか、ハンドメイドのアクセサリーなど販売するサイトminneの店舗もあります。 世田谷区内は美術館も多いので徒歩圏内や自転車の行動範囲でかなり楽しめるスポットがあるので、当分は街に飽きるなんてことがなく、これも三軒茶屋が一人暮らしに人気の理由かもしれません。

都心なのに緑が多い贅沢な住環境

世田谷の良好な住環境は便利な立地と充実した買い物環境にとどまりません。実は世田谷区内には公園がたくさんあります。三軒茶屋エリアだと世田谷公園があります。事前予約で使える野球場もあったり、水に癒される噴水も。近所に大きな公園があるなら、朝ちょっと早起きして散歩したりランニングを始めるのも手軽に感じられそうです。世田谷公園付近にはカフェやパン屋があったり、おしゃれなハンカチ屋さんがあるのでふらふら散歩するのに最適。三軒茶屋に限らずいうと、多摩川の河川敷や、砧公園もよいピクニックスポット。三軒茶屋で一人暮らしを始めたら是非行ってほしいスポットです。

治安も悪くなさそう

さて、都内で一人暮らしをするなら女性・男性問わず気になるのが治安ですよね。事件の発生件数を見てみると三軒茶屋は世田谷区の中でも事件が多いほうです。ただし、内訳を見てみると自転車窃盗が大多数。逆に引ったくりやすり、空き巣は少ないというデータもあります。ということは、身の危険を感じるような事件は少ないということではないでしょうか。とはいえ、飲食店が多い街なので、週末や夜は酔っ払いが現れる可能性もあります。特に女性の一人暮らしなら防犯カメラやオートロックのある賃貸住宅を選ぶことが大切でしょう。

おしゃれだけど気取ってないから住みやすい

ここまで三軒茶屋の雰囲気を「アクセスの良さ」「買い物環境」「治安」という観点でお伝えしてきましたが、いかがでしたか?渋谷にアクセスがよく、買い物環境も充分で、飲食店も多いし遊ぶ場所も多い街。しかも、表参道や自由が丘みたいにみんな飾ってなくて自然体におしゃれ。一人暮らしするには絶対退屈しない街だと思います。ただし、外食の誘惑やおしゃれな雑貨屋さんが多いという特徴もあるので、気付いたらたくさんの買い物をして支出がすごい!なんて事も起こるかもしれません。それから家賃も他のエリアに比べて高め。ただし、利便性や快適性が抜群なので、都会的にアクティブに暮らしたいし、そのために居住費が多少高くなってもいいという人におすすめの街といえるでしょう。

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My Style 編集部

お気に入りの街で、お気に入りの部屋で、自分らしく一人暮らしがしたい。
そんな気持ちに寄り添い、「都内で一人暮らしにおすすめの街」や「都内で一人暮らしにおすすめの沿線」を記事でご紹介します。収納やインテリアなど一人暮らしに役立つ情報もお届けしていきます。

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