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2019.09.30 おすすめの沿線 一人暮らし 中央線 総武線

【中央線編】東京で一人暮らし「住みやすい街」があるおすすめの沿線は?【前編】

東京で一人暮らしする理由はさまざま。転勤や転職、就職に進学といった理由で上京する方も多いのではないでしょうか。土地勘がない場合「都内で一人暮らしするならどの街がいいか?」と悩む方も多いでしょう。そんな方々のために都内の路線の特徴を調べるこの企画。今回は住みたい沿線ランキング」や「住んでよかった沿線ランキング」で常に上位の中央線を特集します。東京駅から山梨県までのびる中央線のうち、前編となるこの記事では中央線の概要と再開発の予定、サブカルと呼ばれる、中野~三鷹までの住環境を紹介していきます。

中央線はどんな駅に停車する?

中央線は東京駅からほぼ甲州街道に沿うように西に向かってのびています。オレンジのラインが入った中央線快速は東京駅を出た後、四ツ谷駅、新宿駅に停車し、中野駅から高円寺駅、阿佐ヶ谷駅、荻窪駅、吉祥寺駅、少しとんで高尾駅まで各駅に停車します。黄色のラインの電車は中央総武線として、水道橋駅や市ケ谷駅、信濃町駅や代々木駅、新宿駅、大久保駅、東中野駅、中野駅から三鷹駅まで各駅に停車します。

ほかにも通勤快速や中央特快や通勤特快が並行し、特急はちおうじに乗車すれば新宿から八王子までわずか2駅しか停車しません。通勤時のたまの贅沢として活用するのもおすすめです。

中央線の混雑状況は?

地方から上京して、まず驚くのは通勤時間帯の満員電車ではないでしょうか?そんな満員電車を回避できる路線に住みたいと考えている方も多いはず。中央線快速の混雑率を国土交通省の発表から調べてみると、7:55~8:55の時間帯の中野~新宿間の乗車率が184%とあります。混雑率の目安としては、100%で定員乗車なのでかなりの混雑です。もちろん乗車駅が下れば下るほど空いていますが、できれば始発駅で乗車したいですよね。そんなときは、中野までの各駅で下車するか大手町など東西線沿線に通勤するなら、三鷹から東西線始発を利用。新宿や神田、御茶ノ水方面にいくなら中野から総武線各駅停車に乗車すると座って通勤できる可能性がぐっと上がります。

中央線、再開発の予定は?

筆者は大学生時代、武蔵小金井で一人暮らししていました。当時から駅前にイトーヨーカドーや西友、ドンキホーテもあって買い物環境は充分。東京駅や新宿駅に直通で、吉祥寺駅までも10分という交通利便性抜群なのに、私が暮らしていた部屋は1Kで家賃は6万円以下。「穴場な街を見つけたぜ!」と一人暮らしの決め手となりました。

そんな武蔵小金井は2020年に向けて再開発の真っ最中。中央線最大級のタワーマンションを建設中です。住居のほかにクリニックやショッピングセンターも併設され、700戸を超える世帯が暮らすマンションになります。人口が増えれば、新しいお店が増えたり住み心地は更に良くなりそうです。武蔵小金井の詳しい住み心地は後編でご紹介します。

四ツ谷駅周辺も再開発が進んでいます。駅前には四谷のランドマークとなる「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」が誕生。オフィス、商業施設、住宅、教育施設、公益施設で構成された高層ビルです。1階には深夜まで営業のスーパー、ライフができました。これまで小型のスーパーや商店が多かった四谷は、さらに住みやすくなりそうです。

「My Style vintage 四谷荒木町」が誕生します!

サブカルのイメージがある、アノ街の住み心地は?

中央線沿線に住んでいるとサブカルが好きな人と思われることがあります(現在中野駅周辺に住んでいるので私も言われます…)。サブカルというとクセがあって住み心地が悪い印象を受けるのは私だけでしょうか?そんな中央線の住み心地を三鷹駅まで調べていきます。

四ツ谷

江戸時代以前はすすき原でしたが、江戸時代からは宿場町として栄えました。四谷荒木町は花街として賑わいをみせ、現在も夜になると美食の街として食通が集まります。ちなみに、駅名には「ツ」が入りますが、地名には入ってないので、引っ越して住所を書く際はお気を付けくださいね。小さな商店が多く、食料品の買い物で少し不便だったのですが、再開発により改善。駅前に買い物も食事も済ませられる高層ビルができたので、今後の住み心地にも期待できそうです。

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中野

中野はサブカルチャーの聖地と言われますが、中野ブロードウェイに古本やフィギュアを扱う「まんだらけ」や中古のアーミーグッズを販売する店がたくさんあるからでしょう。四季の森公園という広場が2012年に完成してからは、休日ピクニックや夏のビアガーデンを楽しむ若者の姿が見受けられます。マルイには無印良品やカルディが入っていて、スーパーはライフがあり、実はブロードウェイ地下にも安いお肉屋さんや新鮮な八百屋さんもあっておすすめ。商店街、タワーマンション、10年後には30階建オフィスビル兼タワーマンションが完成する予定の今後の発展も見込める街。通勤アクセスにおいても、中央線に加え総武線、東京メトロ東西線も利用でき、通勤や休日のお出かけにも便利。住み心地と利便性を兼ね備えた街です。

高円寺

高円寺が「音楽の街」と呼ばれているのは、ロック喫茶「ムービン」の存在や、ライブハウスの多さ、古着屋の多さに由来しているそう。純情商店街やパル商店街といった地元密着の買い物スポットから業務スーパーなど激安なスーパーもある住みやすい街です。もちろんヴィレッジヴァンガードやむげん堂といった、「大学生の頃通ったサブカルの店」もあります。ちなみにメウノータのヴィーガン料理はたまに行くと健康になれる気がしておすすめです(普段はお肉ばかり食べているので…)。

阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷は井伏鱒二が中心となって界隈に住む文人と集まる「阿佐ヶ谷会」という会合をしていたようで、文学のイメージがあるかもしれません。現在でも、「古書 コンコ堂」や、人気のバンドceroの髙城晶平氏が働くカフェバー、Roji(ロジ)など文化的なお店が揃います。買い物環境は駅前にイトーヨーカドーの食品館や西友、七夕まつりやハロウィンに力をいれているパール商店街も一人暮らしに心強い買い物スポットです。ちなみに、休日のモーニングは喫茶店「gion」がおすすめです。

荻窪

荻窪は大正から昭和にかけて別荘地として発展してきました。井伏鱒二や与謝野晶子、太宰治など文人が多く住んだ街として有名。もし、荻窪で一人暮らししたいと思ったら井伏鱒二の自伝的作品『荻窪風土記』を読んでみるといいかもしれません。駅前の「なごみの湯」は天然温泉で癒されますし、ルミネに西友、ドンキホーテまで揃っています。ちなみに、「邪宗門」という喫茶店がレトロでおすすめです。

西荻窪

西荻窪がアンティークの街と言われているのは、戦後、周辺に住んでいた軍人たちが家財を多く手放したことがきっかけだそう。今では逆輸入的に古くておしゃれな家具や食器が、国内外から集まっているというわけ。住み心地に関しては、駅前に24時間営業の西友、商店街に飲食店も多く、パン屋さんが多いことでも有名。「幻のフルーツサンドイッチ 」 と呼ばれているフルーツ喫茶オハラさんも西荻窪駅が最寄駅です。

吉祥寺

吉祥寺は演劇や音楽の街としても有名。「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」を筆頭に多くの漫画の舞台になっています。中央線で新宿や東京まで直通で、なおかつ、京王井の頭線で渋谷までも直通という利便性の高さも一人暮らしに人気の理由。井の頭公園など緑豊かな住環境と、おしゃれなカフェや雑貨店が並ぶ、中央線と渋谷圏のいいとこどりな街なので「住みたい街ランキング」の常連なのも納得の街。

三鷹

三鷹といえば「三鷹の森ジブリ美術館」ですよね(吉祥寺駅からアクセスする方も多いですが…)。三鷹は治安がいいことでも一人暮らしに人気。駅ビルには生鮮食品から惣菜まで揃うちょっと高級なスーパー・紀伊国屋や、書店の有隣堂、スターバックスもあり充実。南口には飲食店が軒を連ね、北口はスポーツジムや比較的新しいマンションが並びます。治安の良さと快適性、そして新宿まで20分以内という利便性が人気の理由でしょう。

住んでいる中野の説明が多くなってしまいましたが、ここまでが中央線の中でもサブカルと呼ばれることが多い街です。こうして調べてみるとサブカルというよりも、通勤に便利で、買い物環境も充実していて、かつ、文化的に成熟した住みやすい街といった印象ではないでしょうか?是非、中央線で部屋探しをしている方は参考にしてみてください。

後編では武蔵境から高尾までの住み心地を紹介していきます!

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My Style 編集部

お気に入りの街で、お気に入りの部屋で、自分らしく一人暮らしがしたい。
そんな気持ちに寄り添い、「都内で一人暮らしにおすすめの街」や「都内で一人暮らしにおすすめの沿線」を記事でご紹介します。収納やインテリアなど一人暮らしに役立つ情報もお届けしていきます。

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