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2020.04.02 おすすめの街 一人暮らし 山手線 目白

【目白編】東京で一人暮らし。おすすめの街はどこ?

転職や新入学をきっかけに一人暮らしを始める方が多い季節。都内で引っ越しする場合、どの街が住みやすいが気になりますよね。

そこで東京で一人暮らしするなら、どの街がおすすめの街なのか「アクセスのよさ」「買い物環境」「治安」といった住み心地のヒントとなる項目を中心に調査するこの企画。今回は学習院大学や徳川ビレッジ(!?)があるJR目白駅周辺を実際に歩き取材しました。

沿線ランキング1位の山手線沿線

スーモが調査した、住みたい沿線ランキング2018で1位に輝いたJR山手線沿線に目白駅はあります。 山手線が利用できると、渋谷・恵比寿・新宿・東京に直通で、通勤・通学・休日のお出かけにおいても利便性の高い街と言えるでしょう。 お隣にはJR湘南新宿ラインや東京メトロ丸ノ内線・副都心線、東武東上線など多くの路線を利用できる池袋駅があります。池袋駅までは徒歩15分ほどなので、仕事帰りに池袋で買い物してそのまま徒歩で帰宅することもできそうです。もう一方の隣駅は、東西線と西武新宿線が交わる高田馬場駅。神楽坂や飯田橋、日本橋に大手町に乗換えなしと、こちらも通勤に便利そう。さらに、目白駅からは羽田空港と成田空港のどちらの空港にも約1時間でアクセスでき、国内・海外問わず出張が多い方や、旅行が好きな方にとっても目白は魅力的な街でしょう。

目白駅から少し歩くと都電荒川線 (東京さくらトラム) の学習院下駅に到着します。都電荒川線はちょっとしたお出かけに便利です。 住宅街をするすると駆け抜けて行く楽しさもあり、乗っているだけで都内なのに懐かしい雰囲気が楽しめます。 目白からちょっと出て、鬼子母神や雑司が谷に行けば、ハンドメイドのアクセサリーや雑貨を販売する「手創り市」が定期的に開催されています。都内有数のお花見スポット、飛鳥山も身近になるので都内を街歩きしたいという方にもおすすめです。

都内有数の傾斜を誇る「のぞき坂」。学習院下駅からすぐのところにある

洗練されたショップが多い目白

JR山手線の駅ながら目白駅には駅ビルはありません。店舗はニューデイズというコンビニと、ジューススタンドのハニーズバー、ネイルアートのネイルクイックを併設したマッサージショップ、リラクゼがあります。以前はベーカリーカフェが入っていたようですが、閉店した模様。駅のすぐ隣にはホテルメッツ目白があり、なかにはイタリアンレストランと美容クリニック、美容室が入っています。

駅から道路を挟んで見える買い物スポットはTRAD目白。地下1階には銀行ATMとクイーンズ伊勢丹という高級なスーパーが入り、1階にパン屋、ケーキ屋、花屋、カフェ、コンビ二、2階には和洋中のレストラン、歯科、切手ショップ、3・4階は結婚式場になっています。それぞれチェーン店のなかでもちょっと高級なお店が入っています。

住宅街にはまいばすけっとというスーパーもあるのですが、ウッドデッキ付きの高級仕様で、さすが目白といった感じ。野菜がお手頃な価格で買えるのはスターフルーツです。その他に、100円ショップのダイソーを併設したスーパー、ピーコックや、オーケーストア下落合店、よしやセーヌ目白高田店などスーパーも点在しているので会社帰りの買い物に便利でしょう。

歴史が薫り、名店が集まる街

目白で一番有名なのは学習院大学ですよね。ちなみに目白大学は目白駅から歩くと30分以上かかりますのでお気をつけください…。他には約35万点の切手が集められ、ステーショナリーも所蔵する個性的な博物館、切手の博物館があります。

目白は江戸時代、徳川家の狩場がありました。庶民の立ち入りを留めた「御留山」という地名が、その名残です。明治には近衛公爵邸の敷地となり、大正~昭和~平成~令和と時代を経て「区立おとめ山公園」としてその名を残しています。都心とは思えない広大な公園では蛍が育てられ、毎年鑑賞会が開催されています。

他にも目白には、尾張徳川家伝来の美術品や文献の保管や一般公開をしている徳川黎明館があります。「最後の殿様」という自伝もある貴族、徳川義親侯爵の本邸敷地は現在、徳川ビレッジという場所になっています。 徳川ビレッジ は庭付きの大きな邸宅がひっそりと建ち並ぶ一画で、その場所だけ緑深まるエリアになっています。目白で一人暮らしする際はお散歩がてら散策するのもおすすめです。

都会の喧騒を忘れさせる 「目白庭園」も有名

名店が建ち並ぶ目白銀座商店街には、食べログ百名店にも入る有名なパティスリーAIGRE DOUCEや、カオリ ヒロネが並びます。和菓子屋さんが多いことも特徴のひとつで、 食べログ百名店2020に入った志むらや寛永堂など5軒も和菓子屋さんがあります。イートインできる甘味処として利用できる和菓子屋もあるので、一人暮らしをはじめたら、夏はかき氷、冬は善哉なんて季節ごとの和菓子を楽しむ休日も風情があっていいですね。

池袋と高田馬場の間に治安のよい街

こじんまりとした雰囲気の目白駅舎

目白は豊島区と新宿区にまたがる地域。どちらも治安がいいイメージはないですが目白は治安がいい街として有名です。警視庁が公開している平成30年版の住所別犯罪件数によると、目白1丁目~5丁目までで起きた犯罪件数は127件。一番多い犯罪は自転車の窃盗で粗暴犯や凶悪犯は少数でした。一方で豊島区で一番犯罪件数が多い豊島区南池袋1丁目は1年間に601件も犯罪が起きています。住宅街と繁華街の比較なので一概には言えませんが目白は犯罪発生件数が少ない印象です。

もちろん、どんなに治安が良くても女性の一人暮らしならセキュリティの高い賃貸住宅を選んだり、街灯の多い道を選んで帰宅することをおすすめします。ですが、目白の住宅街を歩いているとかなり静かで、歩いている方も上品な印象の人が多く、変質者や粗暴な人はかえって目立つのではないかと個人的には感じました。

目白の古民家カフェで一人飯

一人暮らしだと、当然ですが部屋に帰っても誰もいません。自由気ままで好きなように暮らせるのは一人暮らしのメリットですが、たまには人のいるところで食事がしたいと思うこともあるでしょう。そんなときは目白銀座商店街の坂の途中、ひょいっと路地に入った「小苦樂(こくら)」に足を運んでみてください。

小苦樂は築90年以上の古民家を、できる限りそのままに残した古民家カフェ。昼は甘味処、夜は呑み処として​ご利用でき、1階では和の素材を生かした甘味やお食事おばんざいをお楽しめます。2階では日本の伝統文化のお稽古やワークショップを年間通し開催。日本の「食」と「伝統文化」を体験できるお店です。

縁側から風情ある庭が臨める

ランチのおすすめは「奈良卵の出汁巻定食」。無添加・無着色の卵を3つも使い、銅鍋でふんわりと作られた出汁巻は、癒しの味そのもの。もうひとつ食べて欲しいメニューは「レトロなプリン」。優しい甘さと弾力のある食感は、かためプリンがお好みの方を感激させるはずです。

【小苦樂(こくら)】
電話:03-6883-8623
営業時間:昼11:30~17:30、夜17:30~23:30(23:00ラストオーダー)
URL:https://www.kokura-bluecampjapan.com/

山手線なのにのんびりと暮らせる街

ここまで目白駅周辺をご紹介してきましたが、いかがでしたか?JR山手線沿線でありながら治安が良く、自慢できる有名なスイーツショップがあり、落ち着いて一人時間が楽しめる古民家カフェまである街。ゲームセンターやパチンコ屋といった刺激的なお店はないけれど、周辺には鬼子母神や雑司が谷といった歴史深い散歩スポットも身近になる街。一人暮らしをする街に「治安」「交通アクセス」「歴史・風情」を求める方におすすめの街といえるでしょう。

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My Style 編集部

お気に入りの街で、お気に入りの部屋で、自分らしく一人暮らしがしたい。
そんな気持ちに寄り添い、「都内で一人暮らしにおすすめの街」や「都内で一人暮らしにおすすめの沿線」を記事でご紹介します。収納やインテリアなど一人暮らしに役立つ情報もお届けしていきます。

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